JOGMEC、米でリチウム権益獲得 年1万トン生産目指す(産経新聞)

 「石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)」は11日、米ネバダ州にあるリチウム鉱床の権益を40%取得したと発表した。米探鉱会社「アメリカン・リチウム・ミネラルズ」との共同調査に、3年間で4百万ドル(約3億7千万円)を出資する。将来的には同鉱床から、世界のリチウム生産量の約10%に当たる年1万トンの生産を目指している。

 獲得した鉱床はネバダ州南西部のボレートヒル地区にある。粘土状の岩石にリチウムが豊富に含まれており、地質調査やボーリングで埋蔵量・範囲を測定した後、開発を希望する日本企業に引き継ぐ予定だ。

 リチウムは、次世代自動車や携帯電話などに欠かせないリチウムイオン電池の材料だ。世界の生産量は年約10万トン。日本は年約1万5千トンを確保しているが、国内に鉱山はなく、全量を輸入に頼る。このうちチリやアルゼンチンなどの南米産が約8割を占めており、入手先の多角化が課題だ。米ネバダ州での生産が実現すれば、南米に対する依存率を下げるうえでも大きな意味がある。

 経済産業省は今月まとめた「エネルギー基本計画」で、リチウムを含めたレアメタル(希少金属)の自給率を2030年までに50%以上に引き上げる目標を掲げ、JOGMECなどを通じた官民一体の資源獲得を進める方針を打ち出している。

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